知識全般

商品すり替え詐欺に注意。対策はどうすれば良いか

今回は物販をしていく上での注意、すり替え詐欺についての紹介です。
物販販売に慣れていくと自ずと高額商品も取り扱うことが増えてきます。
理由はシンプルで、高額商品の方が粗利単価が良い為です。

しかしながら購入者からの返品問題や、商品のすり替え詐欺が起こると高額商品では非常に大きな損失になります。
どのようなトラブル事例があるのか。また、その対策をここでは紹介していきたいと思います。

では、実際のトラブル事例をいくつ紹介いたします。

【実際の事例共有】

①Amazonでの事例
新品未使用品のiphoneを販売。
出荷依頼があった為出荷をしたところ、後に商品にクレームをつけてきて異なるiphoneを送り付けてきました。
すぐに、Amazon側から返品の要求がありましたが、明らかに彼は中身の商品を変え、
ボロボロの中古品に取り替えて返品しようとしていることを察知できた為、
返品を拒否するとAmazonに購入者保険を適用するといわれ、
送った商品を返してもらうこともなく返金されてしまいました。

②フリマアプリでの事例
高額商品を販売。しばらく経っても受け取り連絡をしてもらえず、
確認すると不調があるとの事で返品対応して欲しいとの事。
商品を返送してもらうと、明らかに状態が異なる商品が戻ってきました。
しかしながら、送った商品と違うという根拠を示す物がなかったため
なくなく返金対応となりました、、、。

③付属品の抜き取り
カメラのレンズキットを販売した際に調子が悪いということで返品がありました。
実際に商品を返品、検品して見るとレンズキットの中から充電器が抜かれていました。

④付属品の不足
商品を配送したところ、付属品がないとのクレーム。
確かに同梱しているはずなのに、同梱している根拠がなく、
なくなく追加で不足している商品を購入して追加で配送しました。

【対策案】

1、シリアルナンバーの商品撮影、控えを取る。
これが一番有効性があり、重要な証拠となります。
商品単価が高いもの(自身の中でこの金額がなくなってしまったら困ると思う金額の物)に
関してはこの作業を行うことをお勧めします。

Amazonで言えば
返品詐欺でカスタマーサポートに問い合わせをする際、
必ずシリアルナンバーの撮影はしていますかと求められます。
その時のために、出荷時に必ずシリアルナンバーとJANコードが映っている写真を取っておきましょう。
この一手間がをあるだけでアマゾンからの補填や対応が良くなるケースが多いです。

フリマアプリでも全額保証してくれたりと優遇してくれるケースがあります。

2、販売(出品)ページにフィルターをかける。

上記のようなすり替え詐欺を企んでいる方が近づかないように
購入者向けに脅すようなを記載していきましょう。

例:
■故意に商品を破損させての返品、すり替え詐欺、などの
悪質な行為を防ぐ為外箱、本体、の撮影等を実施しております。

■すり替え犯罪防止の為、商品の画像及びシリアルナンバーを弊社の方で控えております。

■すり替え防止対策、画像保管、シリアル番号控え済み

販売ページに上記のテンプレを記載することで、
格段に詐欺被害にあう件数は減らせます。

安心して取引ができるように
小さなところから確実に対策をしていきましょう♪

それでは(^^)